デジタルアーカイブ構築
導入事例

永続的な史料の保存と、
史料が含有する情報の利活用の両側面から、
財団刊行物のマイクロフィルム化・デジタル化!!!

渋沢栄一記念財団(画像提供:渋沢史料館)

公益財団法人 渋沢栄一記念財団様

部署名:情報資源センター
業種:公益財団法人
場所:東京都
構築の背景 永続的な史料の保存と、史料が含有する情報の利活用の両側面から、財団刊行物のマイクロフィルム化・デジタル化を進めている
導入の決め手 細かなフォローと、よりよいアドバイス
導入後の効果 これまで活用しきれていなかった情報の発見から、史料の活用促進のみならず、新たな情報資源を開発することに繋がった

デジタル化事業の背景

公益財団法人渋沢栄一記念財団は、渋沢栄一が主張し実践していた「道徳経済合一主義」に基づき、経済道義を高揚することを目的とする公益財団法人で、発足した1886(明治19)年より機関誌『竜門雑誌』(現『青淵』)などの刊行物を発行しています。情報資源センターでは永続的な史料の保存と、史料が含有する情報の利活用の両側面から、財団刊行物のマイクロフィルム化・デジタル化を進めています。

導入の決め手

他機関での実績等も踏まえ、これまでも長く依頼してまいりました。2018年度より事業の方針を見直し、将来を見据えた複数年単位の定期作業計画をたて、マイクロフィルム化の維持と併行して、デジタル化については長期的保存を視野に入れた仕様に改訂しました。その際、当財団に見合った細かなフォローと、よりよいアドバイスをいただいたことが決め手となりました。

機関誌『竜門雑誌』 『青淵』(渋沢史料館所蔵)

渋沢栄一記念財団 情報資源センター ウェブサイト

導入後の効果

デジタル化したデータをもとに、機関内データベースを構築し運用しています。明治の創刊から約130年超分の機関誌の再調査も容易となりました。これまで活用しきれていなかった情報の発見から、史料の活用促進のみならず、新たな情報資源を開発することに繋がっています。

今後の取り組み

デジタル技術はこれからも日進月歩に変化し続けていくものだと思います。変わらぬ方法だけではなく、資料保存や情報活用に関する国際標準を踏まえた上で、最新のニーズに即したご提案や活動を期待しています。

情報資源センターでは、今後も情報資源の継続的な蓄積と活用に取り組んでいきます。「いつでも・どこでも・誰でも」情報資源を活用できることを目指し、機関リポジトリのインターネット公開や、さまざまなデジタルアーカイブの構築も計画中です。

公益財団法人 渋沢栄一記念財団

渋沢栄一と実業史に関する情報資源の開発や提供、渋沢史料館の運営等を行っています。公式サイトでは渋沢栄一を基軸に、デジタルアーカイブを公開しています。

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