デジタルアーカイブ構築
導入事例

立教学院史の研究、資料活用のためのデジタル化

立教学院史資料センター外観画像

立教大学様

部署名:立教学院史資料センター
場所:東京都
 
導入の背景

将来を見据えて、資料の研究と活用という目的からデジタル化を検討

導入の決め手

様々な資料を取り扱ってきた豊富な経験

導入後の効果

資料のデジタル化により利便性が向上し、また、アーカイバル容器に収納することで資料の長期保存が可能となった。

導入の背景

立教学院史資料センターは、立教小学校から立教大学までの各校、法人本部を含む立教学院全体の歴史を扱う機関として、2000年12月1日に設置されました。

大学アーカイブズ(資料館・文書館)である当センターの重要な機能の一つが、立教学院の歴史にかかわる資料の収集・整理・保存です。設置以来、関係資料を学内外から積極的に受け入れていますが、並行して、センターの前身である「大学史資料室」・「学院史編纂室」によって蓄積された膨大な資料を、整理・分類する作業をおこなっています。

資料収集を進め、リストの作成を当センターでおこなった後、立教史研究や展示での活用等を見通して資料のデジタル化を進めることになりました。



News St.Paul(デジタル化画像 ニチマイ作製)

導入の決め手

(株)ニチマイは歴史的な資料など様々な資料(新聞、大型図面を含む)の取扱経験(保存・デジタル化・修補)が豊富で、当センターが収集した様々な資料でも対応が可能なこと、そして資料に合った適切なデジタル化方法をご提案いただけるところが決め手となりました。

収集した資料の中には酸性劣化や虫食いなどの状態が悪い資料がありましたが、ニチマイから資料保存器材をご紹介いただいたことで、資料の修補、保存をおこないながらデジタル化を実行することができました。このことで「保存」と「活用」の両方の要件を満たすことができました。

また別事業にはなりますが、米国国立公文書館などでの資料調査収集事業もおこなっていることから、米国の公文書館や資料館などの生きた情報も提供いただけるので、日本国内に限らない、広い視野での資料の収集が可能であることもメリットと感じております。

〔旧校宅接収関係文書綴〕

食堂関係資料

(デジタル化画像 ニチマイ作製)

導入後の効果

デジタル化を通じて、原本を傷めずに資料の内容を確認できるようになり、利便性が格段に高まりました。

デジタル化作業前に資料保存器材で解体作業や修補をおこなってもらうことでより鮮明なデジタル化画像の作製ができました。また、資料ごとに適切なアーカイバル用品を用いて保存が可能になったことで、原本の長期保存も期待できるようになりました。

修補作業とアーカイバル用品(資料保存器材提供)



立教大学 立教学院史資料センター

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