デジタルアーカイブ構築
導入事例

寄贈を受けた自筆譜・自筆原稿をデジタル化、
デジタルアーカイブサイトで公開!!

東京音楽大学池袋キャンパス (東京音楽大学提供)​​​​​

東京音楽大学付属図書館様

場所:東京都
 
構築の背景

寄贈を受けた自筆譜・原稿などの資料の活用とインターネット公開のため、デジタル化とデジタルアーカイブサイト構築を検討

導入の決め手 デジタル画像化からデジタルアーカイブサイトの構築まで一体化して行うことができる
導入後の効果

資料の閲覧が容易になった

所蔵資料の周知につながった

導入の背景

東京音楽大学付属図書館では、「付属図書館コレクション」として、貴重な楽譜資料や寄贈いただいた資料を紹介する特設webサイトを設け、資料の紹介や目録が閲覧できるようにしています。

2021年春、日本を代表する作曲家であり東京音楽大学の元学長、元民族音楽研究所長、名誉教授である伊福部昭(いふくべあきら、1914-2006)氏の楽譜や書籍、楽器などの資料をご遺族やご関係者から寄贈いただきました。伊福部昭氏は多くの作品を残し、クラシック音楽界以外でも映画「ゴジラ」などの映画音楽で知られます。東京音楽大学付属図書館では、寄贈いただいた資料を整理し、広く利用者に提供できるよう準備を進めていました。このうち、手稿譜や手書き原稿、作曲者本人の書き込みがある楽譜などをデジタル化し、デジタルアーカイブとして公開することを検討していました。

導入の決め手

ニチマイさんは古い資料の取り扱いに長けており、またデジタルアーカイブサイト構築の実績もあるということから今回の相談をしました。デジタルアーカイブサイトの構築にあたっては、希望に応じて様々な構築方法をご提案いただき、今回はニチマイさんの「ふみかごサーチ」でサイトを構築することにしました。

特に楽譜に関しては、作曲者の著作権の関係で、インターネット上で外部向けには公開できない資料が多くあったため、外部向け公開と図書館での内部公開で切り分けてデジタルアーカイブサイトを構築することが可能、と提案されたことが大きな決め手となりました。

伊福部昭デジタルアーカイブ トップ画面

資料詳細画面

導入後の効果

デジタル化により、紙資料で閲覧するしかなかった楽譜資料へのアクセスが容易になり利便性が向上したり、貴重な原本を利用で傷めることなく保存できるようになったりしたほか、デジタルアーカイブサイトの公開により、学内のみならず一般の利用者の方々にも資料の存在を広く知らせ閲覧していただけるようになりました。



資料画像閲覧画面

https://tokyo-ondai-lib.jp/

 

■東京音楽大学付属図書館コレクション

https://tokyo-ondai-lib.jp/collection/

 

■伊福部昭コレクション

https://tokyo-ondai-lib.jp/collection/ifukube/

 

■伊福部昭デジタルアーカイブ

https://tokyo-ondai-lib.jp/collection/ifukube/digital_archive/

 

 

参考になるホワイトペーパー

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