デジタルアーカイブ構築
導入事例

創刊号からのマイクロフィルム紙面をデジタル化！

千葉日報社様

部署名：総務局総務部
場所：千葉県千葉市

導入の背景	これまで過去紙面については製本された新聞紙面を利用するしか方法がなかったため、デジタル化することにより簡単に閲覧や利用できるようにしたい
導入の決め手	デジタル化について、マイクロフィルムからの「モノクログレースケール画像」作製などの提案により、文字情報のみならず写真情報についても鮮明に表現することが可能であったため
導入後の効果	これまでは紙面を閲覧利用する場合、製本された紙面から該当紙面を探し出すのに多くの時間を要していたが、デジタル化により大幅に検索時間が短縮された

導入の背景

千葉日報は、昭和32年1月1日発刊し「地元ならでは」の新聞として県民各層に親しまれ、現在に至ります。

今回、千葉日報創刊の昭和32年1月から平成16年3月までの紙面のデジタル化を行いました。

導入の決め手

今回のデジタル化にあたり、複数業者から提案とサンプル画像の提出を頂きました。

ニチマイさん以外の業者は、紙面原紙からのデジタル化や「モノクロ２値画像」での提案でしたが、ニチマイさんからは過去に作製したマイクロフィルムを使用しての「モノクログレースケール画像」でのデジタル化の提案を頂きました。

文字情報だけであれば「モノクロ２値画像」でも良いかと思いましたが、新聞の年代が新しくなるにつれて写真情報も多くなり、「モノクロ２値画像」では鮮明な画像が得られないと判断。作成いただいた試作画像も鮮明で「モノクログレースケール画像」で提案を頂いたニチマイさんに作業をお願いすることになりました。

また、ニチマイさんは過去のマイクロフィルム作製でも長年お世話になっていました。新聞マイクロフィルムからのデジタル化作業実績も豊富で、安心して作業をお願いできる会社ということも決め手となりました。

導入後の効果

これまで過去の紙面は、該当の年月の紙面を製本した冊を探し出し、さらに紙面頁を見つけ出さなければならず、多くの時間を要していました。

今回デジタル化を行うことにより、パソコン上で発行年月日等を検索して紙面を表示できるようになり、格段に検索時間の短縮が可能となりました。

今後、この新聞デジタルデータを多くの方々が閲覧、利用できる方法も考えていきたいと思っています。